ROLEX DATEJUST Ⅱ
ROLEX DATEJUST Ⅱ

腕元を飾る伝統と革新

90年代後半から巻き起こったビッグフェイスの流行。約10年後の2008年、ロレックスもケース径41㎜のデイデイトⅡを発表し、ビッグフェイスの世界に本格参入。その翌年に発表したのが、今回紹介するデイトジャストⅡである。

1945年、ロレックスの創業40周年を記念して発表されたデイトジャスト。流行に左右されないシンプルな美しさで今なお高い人気を誇る、言わずとしれたロレックスの代表シリーズだ。デイトジャストⅡでは、そのケース径を36㎜から41㎜へとサイズアップ。ケースサイズが大きくなるとその存在感の強さから野暮ったくなりがちだが、「これぞロレックス」という普遍性を持つデザインに仕上がっており、「一見普通のロレックスなのに、印象が大きく違う」1本となっている。内部機構においては、ムーブメントにロレックス社が誇るCal.3135をベースとしたCal.3136を採用。ヒゲゼンマイには耐磁性と温度変化に優れたパラクロムという素材を使用し、従来よりも1.5倍衝撃に強いというパラフレックス・ショックアブソーバーを搭載するなど、実用性を重視したロレックスらしいアップデートが施されている。

デイトジャストⅡは現在、生産が終了し、その系譜はデイトジャスト41へと受け継がれた。一方で、デイトジャスト41は1945年当時のオリジナリティーを強く継承しており、デイトジャストⅡと少々毛色が異なることも否めない。デイトジャストⅡは10年に満たない短い期間のみ生産されたモデルだが、「過去のもの」と軽視するにはあまりに大きな存在である。フルーテッドベゼルとオイスターブレスのコンビネーションがスポーティーさも感じさせるこの1本は、今こそ再び注目されるべき作品であろう。

ROLEX DATEJUST Ⅱ

ROLEX DATEJUST Ⅱ
Ref.116334。3連オイスターブレス。ケース径が大きくなったことで視認性と実用性が向上。洗練されたデザインは圧倒的存在感を持ちながら、日本人の腕でも大き過ぎる印象を与えない。SS/WG。WGベゼル。ケースサイズ41mm。100m防水。自動巻。