カシミヤといえば大阪「深喜毛織」。ふわふわ起毛の新作カシミヤ100%マフラー

日本の毛織物メーカー唯一の一貫工場「深喜毛織」による、原毛から厳選した究極のカシミヤ100%マフラー

メイドインジャパン専門のファッションブランド「ファクトリエ」は、カシミヤを扱い始めて90余年、日本屈指のカシミヤ製品工場「深喜毛織」が開発した新商品「カシミヤ100% ウェーブマフラー」および「ベビーキャッシュ カシミヤ100% 大判マフラー」の発売を開始しました。
■ウェーブマフラー:URL
https://factelier.com/products/16586/?utm_source=pr&utm_medium=release
■大判マフラー:URL
https://factelier.com/products/16592/?utm_source=pr&utm_medium=release

カシミヤ原毛調達から、糸の紡績や加工など、全てを一気通貫で行う深喜毛織が生み出した、誰もが幸せになる極上のふわふわカシミヤ100%マフラー&大判マフラーです 。

■カシミヤ100% ウェーブマフラー
・カラー:9色(エクルベージュ、ライトグレー、ミディアムチャコール、オレンジ、ボルドー、ロイヤルブルー、ネイビー、ブラック、キャメル)
・長さ:180cm×30cm
・価格:18,480円(税込み)

■ベビーキャッシュ カシミヤ100% 大判マフラー
・カラー:4色(オフホワイト、ベビーピンク、ライトグレー、ブラック)
・長さ:190cm×50cm
・価格:41,800円(税込)

どちらも光沢材を一切使用せず、カシミヤが本来持つ光沢を引き出したエレガントなマフラーが冬の首元に品を与えてくれます。

1.「カシミヤと言えば深喜毛織」。世界が認めるものづくり

創業130年、カシミヤを扱い始めて90余年。
「カシミヤと言えば深喜毛織」と国内外から称賛されるほど、カシミヤにおいて日本を代表する深喜毛織。
『今の日本では「良いカシミヤ」「悪いカシミヤ」を見極められる人が少ない』
そう語る深喜毛織には自ら定めた厳格な基準があり、経験に裏打ちされた選球眼で、毎年変わるカシミヤの質を見極めて調達されています。

■国内唯一と言われる「一貫工場」だからできる

そして、世界から称賛されるのはその「選球眼」だけではなく、何よりも「風合い」を重視する「品質至上主義」に基づいたものづくりがあるからこそ。
カシミヤ原毛に混ざる不純物を取り除くために、自社でマシーンを開発したり、1回で十分な洗浄工程を3回も実施したりと、徹底的な品質管理にこだわっています。

▲内モンゴルから届いた選び抜かれたカシミヤ原毛。正しい原毛が届いたかのチェックも徹底的に確認されます

「糸の紡績だけ」「生地の編み立て・織りだけ」という「分業」によるカシミヤ製品づくりが大半を占める中、深喜毛織は

■原毛調達
■糸の紡績
■織り
■染色・加工
■製品化

と全ての工程を“自社で一貫してできる”からこそ、品質に一切妥協することなく物作りを行うことができます。
(織りは、深喜毛織製品だけを100%手掛ける愛知一宮の協力工場で実施)
“国内唯一”と言われるこの一貫工場によって、この妥協ないものづくりが世界から称賛される理由です。

「工業的に大量生産でカシミヤ製品を作る工場が多い中、深喜毛織の昔ながらの製法で時間をかけて手を抜かずに手間暇をかけて作るというのは、今の時代にあっていないと言われるかもしれません。ただ、やっぱり品質を重視するためにやっています」と語る、深喜毛織の担当者。
効率的に作ることよりも、「最終的な品質」「風合いの良さ」を追い求めて完成した、唯一無二の風合いをお楽しみください。

2. 感動的な“なめらかさ”。カシミヤヤギ2頭分の最上級原毛100%。「カシミヤ100% ウェーブマフラー」

カシミヤ原毛にも千差万別。
17マイクロン程度の繊維が太くて短いカシミヤは“チクチク”“ザラザラ”しており、毛羽立ちやすくなります。
一方、深喜毛織の「カシミヤ100% ウェーブマフラー」では実に「15.8マイクロン」という繊維が非常に細く、長い希少なカシミヤ原毛を使用。
カシミヤヤギ約2頭分の原毛で1本のマフラーを作り上げています。
紡績する糸の細さにもこだわりがあり、一般的なマフラーに使われるのが「16番手」に対し、わずかに太い「15番手」を使用。
これによって、軽さがありながら、しっかり感のある風合いに仕上げています。

15から16と数値が一つ変わるだけで風合いがガラッと変化。これが差別化された風合いにつながります。

3.カシミヤ100% ウェーブマフラーの 波打つような“神秘のふわふわ起毛”。秘密は「ひっつき虫」!?

カシミヤ100% ウェーブマフラーがふわふわなのは、もうひとつ秘密があります。
それは生地を起毛させる工程で「チーゼル=あざみの実」を使用した「ウェーブ加工」を施しているということ。

イメージは「ひっつき虫」の大きいもの
幼いころに気付くと洋服にくっ付いていた植物「ひっつき虫」。
微細な“トゲ”が洋服にくっ付いてなかなか取れませんが、「チーゼル」はこのひっつき虫を大きくしたような植物のこと。

トゲの先にさらに細かなトゲがいくつもある「チーゼル」を乾燥させ、機械にセット。
カシミヤ生地をくぐらせることで、“波打つ”ような独特の起毛を生み出すだけでなく、カシミヤが本来持つふわふわの風合いを最大限引き出しています。

▲縦にウェーブがかかっています

自然に育った植物だからこそ、同じトゲは存在せず、極めて繊細で複雑な方向に生えているチーゼルのトゲ。
一般的にはワイヤー起毛機で行うため画一的な起毛になりますが、このトゲは人工的に作り出したどんな金属製のトゲも及ばない仕上がりを生み出す、まさに“神秘”。
工業化できない神秘のトゲによって作られた、比類なきふわふわをご堪能ください。
※なお、このカシミヤマフラーではチーゼルによる起毛を採用していますが、ワイヤー起毛機にも良さはあるため、深喜毛織では出したい起毛の風合いによってワイヤーとチーゼルを使い分けています。

なお、本マフラーには「工場名」が書かれたタグが付いており、そちらがオモテとなります。
実はオモテ面の起毛は、ウラ面よりも起毛回数が1回多くなっておりさらにふわふわです。
これも深喜毛織のこだわり。
オモテ面を外側にして見せるもよし、首に当ててふわふわを味わうのも良し。
好みに合わせてお使いください。

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