シルク100%の上質感を活かすシンプルかつエレガントな「サンヨーシルクレインコート」

1947年に大流行したアーカイブコートを現代版にアップデート

三陽商会が展開するコート専業ブランド「SANYOCOAT(サンヨーコート)」は、上品な光沢と深みのある色合いが特徴の上質なシルク100%生地にはっ水性を施した『シルクレインコート』(メンズ・ウィメンズ各1型ずつ)を、「SANYOCOAT」ブランド公式サイト&ストア及び、「サンヨー エッセンシャルズ」日本橋高島屋S.C.店にて2月7日(水)に発売いたします。

今回発売する『シルクレインコート』は、当社が1947年に生産・販売しその後3年にわたり大流行した婦人向けのオイルシルクのレインコートに着目し、現代版にアレンジして開発したタイムレスな1着です。2024年版はメンズでも展開します。上質なシルク100%生地を最大限に活かすためのシンプルかつエレガントなデザインで、生産は縫製からプレスまで各工程で最適な手仕事を施して仕上げるコート専業55年になる自社工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」(青森県七戸町)にておこなっています。

なお、2月18日(日)まで、伊勢丹新宿店にて開催する「SANYOCOATポップアップストア」では先行して販売いたします。

(左)上質なシルク100%のサンヨーコート『シルクレインコート』。(右)1947年発売し大流行した婦人向けオイルシルクのレインコート
SANYO 80周年記念企画「SANYOCOATアーカイブ展」(2023年3月 日本橋高島屋にて)

~1947年に大流行した婦人向けオイルシルクのレインコート~
戦後の1946年、物資の少ない中で防空暗幕の材料を用いて作り上げた紳士用の黒いレインコートが、「SANYOCOAT」の第一号コートとなりました。その翌年の1947年には、戦時中のパラシュート生地から着想を得て絹羽二重に植物油を塗って作ったオイルシルクの婦人用レインコートが、女性の社会進出も後押しし1949年までの3年間全国的に大流行。続く50年代もデザイン性のあるレインコートを次々に発表。当時まだ実用品とされていたレインコートをおしゃれ着に変えていき飛躍に繋げてきました。以来「SANYOCOAT」は生活者のニーズに対応したコートを提案し続けています。

~アーカイブ展にてお客さまからご要望~
2023年、当社設立80周年を記念して開催した「SANYOCOATアーカイブ展」では、展示物の1つであるこの婦人向けオイルシルクのレインコートが、シルク生地ならではの艶と光沢感からお客さまの目を引きました。購入を希望するお客さまがいたことや、復刻版の販売を求めるご意見をいただいたことから、2024年春に向け『シルクレインコート』を開発することとしました。

『シルクレインコート』商品特徴

『シルクレインコート』は1947年に当社が生産・販売し3年にわたり大流行した婦人向けのオイルシルクレインコートに着目し、現代版にアレンジして開発したタイムレスな1着です。2024年版はメンズでも展開いたします。

■サンヨーコート『シルクレインコート』 製品のポイント
1.素材:上品な光沢と深みのある色合いが特徴の上質なシルク100%生地。はっ水性あり
2.デザイン:生地の美しさを活かすシンプルかつエレガントなデザイン
3.ベルトディテール:クラフツマンシップを盛り込んだ妥協のない仕様
4.生産:コート専業55年になる「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」にて生産

上品な光沢と深みのある色合いのシルク100%生地

1.【素材】 ~上品な光沢と深みのある色合いのシルク100%生地~
『シルクレインコート』の素材は、経(タテ)糸に生糸、緯(ヨコ)糸に絹紡糸を使用することで上品な光沢があり、糸の段階で染色することで深みのある色合いが特徴のシルク100%の生地に、はっ水加工を施しています。江戸時代から織物産業が盛んな山形県米沢市にある、ラグジュアリーブランドの生地も手がけ品質に信頼のおける織物工場でつくられた希少性の高い生地を採用しています。ジャパンメイドの技術により細い糸を高密度で織り上げた、美しいドレープ感と程よい張り感を追求したシルクシャンブレー生地です。

2.【デザイン】 ~生地の美しさを活かすシンプルかつエレガントなデザイン~
シルク生地の美しさを最大限に活かすために、デザインは極力シンプルに、前端・襟周り・ポケットのフラップはステッチを無くし、前立てもボタンの見えない比翼仕立てとしています。レインコートでありながら総裏仕様の本格コートです。
ウィメンズ:美しいドレープを描くよう生地分量をたっぷりとったAラインのシルエット。ドレスを着ている様な優美な雰囲気を目指し仕上げています。袖口は見返しを広めにとることで、折り返しても着られる仕様に。袖口が擦り切れてもお直し可能な作りです。
メンズ:幅広いコーディネートがしやすいタイロッケンコートをベースにしたデザイン。ラグランスリーブで、肩から袖にかけては立体的に丸みを描くクラシックなフォルムに仕上げました。

生地の美しさを活かすノンステッチの襟周り(写真:メンズ)
美しいドレープ(写真:ウィメンズ)

3.【ベルトディテール】 ~クラフツマンシップを盛り込んだ妥協のない仕様~
コートのポイントとなるベルト部分の仕様にこだわり、妥協なくつくり込んでいます。
ウィメンズ:エレガントな雰囲気になるようベルトにはステッチを入れず、ベルト無しでもすっきりお召しいただけるよう、両サイドに設けたスリットからベルトループを内側に収納できる仕様です。
メンズ:ベルトのバックルは、コートと同じシルク生地で手作業でくるんでつくったクラフツマンシップ溢れるディテールです。

コートと同じシルク生地で手巻きしたベルトバックル(メンズ)
ベルトループを内側に収納できる仕様(ウィメンズ)
手縫いにより首になじむ襟周り

【生産】 ~コートづくりのエキスパートが生産~
生産は縫製からプレスまで各工程で最適な手仕事を施して仕上げるコート専業55年になる自社工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」(青森県七戸町)にておこなっています。肩から裾にかけて歪みやよどみがなく、整然と生地が落ちる様なシルエットを理想に掲げ縫製。襟周り、ボタン付けは、クオリティを高めるために職人が手作業で行い、細部までこだわり仕上げています。

■サンヨーコート『シルク レインコート』

左:メンズ、右:ウィメンズ

商品名:シルクレインコート
型数:メンズ1型、ウィメンズ1型
税込価格:メンズ 26万4000円、ウィメンズ 24万2000円
表地:絹100%(はっ水性あり)
カラー展開:ベージュ、ブラック
サイズ: メンズ2サイズ(M、L)着丈117cm(L)
ウィメンズ1サイズ(38号)着丈110cm
発売日:2024年2月7日(水)
※2月18日(日)まで、伊勢丹新宿店にて開催するポップアップストアにて先行販売

『シルクレインコート』販売店舗
『シルクレインコート』は、「SANYOCOAT」ブランド公式サイト&ストア及び、「サンヨー エッセンシャルズ」日本橋高島屋S.C.店にて販売いたします。また、伊勢丹新宿店にて2月18日(日)まで開催する「SANYOCOATポップアップストア」では先行して発売いたします。
<2月7日(水)発売>
「SANYOCOAT」ブランド公式サイト&ストア
https://store.sanyo-shokai.co.jp/pages/sanyocoat

店舗「サンヨーコート」売場
・「サンヨー エッセンシャルズ」日本橋高島屋S.C.店(新館3階)

<先行発売>
「サンヨーコート」ポップアップストア
期間:2月18日(日)まで
場所:伊勢丹新宿店 本館1階 イセタンリーフ

サンヨーソーイング 青森ファクトリー

生産工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」
当社子会社。2023年に設立80周年を迎えた当社の祖業アイテムでもあるコートの生産を手がける、コート専業55年(1969年創立)の工場で、当社のものづくりの根幹ともいえる国内工場です。工程数の多いコートを正確に縫製し仕上げる技術は、当社製品の生産に加えて、近年ではセレクトショップなど他のアパレルメーカーからも多くの受注を受け、中でも綿のギャバジン素材によるトレンチコートの生産技術については高い評価をいただいております。
直近の動向: 2021年2月、複数の設備投入をおこない新たにR&D 機能を持たせることで、近年の需要に即した生産体制を確立。ダウンコート生産の内製化や新アイテムの開発など、トレンチコートに留まらない製品の生産に取り組んでいます。

公式サイト
http://sanyo-factories.jp/aomori_factory

「サンヨーコート」

70年を超える歴史を持ち、「伝統と革新」「日本製」「こだわりの品質」をキーワードに、時代や世代を超えて永く愛される商品を作り続けるコート専業ブランド。2013年には、ものづくりへのこだわりを体現した『100年コート』の展開をスタート。
■「SANYOCOAT」ブランド公式サイト&ストア
https://store.sanyo-shokai.co.jp/pages/sanyocoat
■公式SNSアカウント
Instagram:https://www.instagram.com/sanyo_coat/?hl=ja
Facebook:https://www.facebook.com/sanyocoat.jp/
X(旧 Twitter):https://twitter.com/sanyoessentials